脱PC初心者入門#1 ファイルとフォルダー
この記事は、CASる通信学祭号に投稿した記事を加筆修正したものです。長いのでシリーズです。
- 脱PC初心者入門#1 ファイルとフォルダー
- 脱PC初心者入門#2 ショートカットキー
- 脱PC初心者入門#3 ウィンドウ管理/ジェスチャー/IME
- 脱PC初心者入門#4 ブラウザ
- 脱PC初心者入門#5 ハードウェア
はじめに
はじめまして。
CASるIT班でバリバリ開発しているToYamaです。きっとrishu-appでご存じの方もいるのではないかと思います(その開発者、俺だもん)。
皆さん、PCって得意ですか?
僕は得意です。めっちゃ得意です。
大学で友達のPC操作を眺めていると、色々思ってしまうことがあります。なので、この度筆を取ることにしました。
本稿は、PCを使い始めてある程度慣れてきた方が次のステップに進むために必要な要素をまとめたものです。
Windowsの機能
本稿ではWindowsが提供する機能とアプリケーションが提供する機能、ハードウェアが提供するを明確に分離して説明します。「アプリケーションで固有な操作をWindowsでやろうとして出来ない」という状況を避けるためです。
ファイルとフォルダー
ファイルとフォルダーはPCを構成する基本要素です。スマートフォンではなじみのない概念です。
エクスプローラーとは?
エクスプローラーとは、Windowsが標準で提供する、ファイルやフォルダーがどこにあるか探して、ファイルやフォルダーを開くアプリケーションです。よく「PCを開く」と言いますが、アレはエクスプローラーのホーム画面的なのを開くと同義です。
ファイルとは?
ファイルとはアプリケーションがデータを書き込むものです。
ファイルには名前が付いていて、ファイル名.拡張子というドット「.」で区切った形式になっています。デフォルトのWindowsの設定だと、拡張子は非表示になっています。日常生活を送るうえでは不便はないですが、表示すると便利な人もいるのでそういう人は表示しましょう。
拡張子とは何かというと、そのファイルを開こうとしたときにデフォルトで使用されるアプリケーションと紐づけるために使われたりします。たとえば.docxならWordでそのファイルを開きますし、.xlsxならExcelで起動します。他にはアプリケーションがそのファイル形式を認識したり、システム間での互換性を保つためにも使われたりします。
ファイルには種類によって形式が存在します。Wordで作ったファイルはWord形式ですし、Excelで作ったファイルはExcel形式です。ファイル形式は、そのアプリケーションを作った会社が作成したものや、国際的な団体などが作成したものが存在します。
ある会社が作成したファイル形式は、その形式の内部の構造が公開されていない限り、基本的にはそのファイル形式に対応したアプリケーションでした開くことはできません。このようなファイル形式をプロプライエタリなファイル形式とか言ったりします。有名なアプリケーションのファイル形式とかはそのファイルを解析して互換アプリケーションが作られたりもしますが……。
あるファイルを転送するときに、一般的にプロプライエタリなファイル形式のファイルを送ることはよろしくないです。しかしWordやExcelのような広く普及したアプリケーションやある界隈で有名なアプリケーション(Adobe Illustratorとか)のファイルは、送信相手も開くことができる可能性が高いので、送っても差し支えないです。
後者の国際的な団体などが作成したファイル形式は、一般的にオープンであことが多いです。このようなオープンなファイル形式は基本的にどのシステムでも開けるファイルです。たとえば一番基本的なテキストファイル(txt)はメモ帳でどのシステムでも開けます(文字コードに注意する必要はありますが……)。他にはJPEG画像などもどのシステムでも開けるファイルの1つです。
フォルダーとは?
フォルダーは、ファイルをまとめるものです。フォルダーの中にフォルダーを作ることも可能で、階層構造を作ることが可能です。ファイルは、フォルダーの階層構造で管理できます。
フォルダー構造は、PCのストレージ内にはじめからあります。それはWindowsが自身のシステムのために構成した構造であり、その構造の一部は不用意にいじるとPCの不調につながります。わからないうちはダウンロードやドキュメント、デスクトップにファイルを置くと良いと思います。
ファイルやフォルダーの場所は、そのファイルが属するフォルダーの属するフォルダーの……という形で表現することが可能です。この表現をパスと呼びます。たとえばC:\Users\username\Downloads\はusernameというユーザーのダウンロードフォルダーのパスを示しています。最初のCはドライブ文字と言って、復数のハードディスクやSSD、USBメモリなどのPCに接続された復数の記憶媒体を、PCが見分けるための文字です。一般的にWindowsというOSがインストールされているのはCドライブです。その次のUsersというのは、Windowsにサインインできる各ユーザーのためのフォルダーを管理するフォルダーです。まとめると、C:\Users\username\Downloads\はCドライブにあるUsersフォルダーにあるusernameフォルダーにあるDownloadフォルダーということになります。
フォルダー構成はルールを作りましょう
PCを使っていると、どんどんファイルが溜まってきて管理するのが大変になります。あのとき作ったレポートってどこにやったっけ……昨年度の確定申告で作ったExcelファイルどこやったっけ……みたいになります。このカオスを避けるために、なんらかの体系的なルールを設けてフォルダーを構成して、ファイルを保存しましょう。どのようなルールが最適なのかはそのファイルによって変わるのでここでは詳細は割愛します。ご自身でお調べください。