2025年前期を振り返ってQ1編
夏休みに入って折り返し地点が過ぎようとしています。僕は実家で穀潰しにならないように毎日せかせかとお仕事をこなしております。そういえば忘れていたので、前期をそれもQ1を振り返ります。もう夏休み中頃ですけど…
新入生が入ってきた
新入生履修相談会では、あまり新入生とつながることはできませんでした。しかしながら、サークルの同じ班(部署みたいな担当管轄を持つ組織単位)に1年生が何人か入ってきてくれたので、なんとかつながりを得ることができました(同学類の人も居ました)。また、先輩からの紹介でやばめの1年生とも繋がれました。本当にすごい人です(語彙力)。彼について誤解がないように弁明しておくと、行動力とその成果が今の僕では到底追いつけないような人です。
学業
2年生になったので、かねてからの副専攻を取りに行くべく電子情報通信学の情報通信に含まれる単位を取りに行きました。自学類の科目や他の共通教育科目との兼ね合いも見て、アルゴリズムとデータ構造Aと論理回路Aの2つを取りました。論理回路で学べる内容が非常に楽しかったです。薄っすらと知っていた計算機の中身に対する解像度がどんどん上がっていくのです。単純なAND回路やOR回路に始まり、論理式の整理方法や真偽値表からの立式、効率的な論理式の整理などを学びました。
副専攻に全く関わらない他学域履修として理工学域のベクトル解析とフーリエ解析を取りました。卒業要件としては自主選択科目に含まれると思うのですけど、副専攻や溢れ出た自学類の専門科目がおそらく埋めてしまうだろうと思っています。さらに科目自体も結構重いので、決して楽ではないです。数学をある程度ちゃんと習得しておく必要を感じているので、承知な上で取ってみました。理工の数学なので、計算ができればぶっちゃけ大きな問題にはならなかったのがありがたかった反面、数学科の方々はどのような議論をしているのかちょっと気になったりしました。フーリエ解析で出てくる証明とか全く理解できていないです。
その他に、Q1では1年生のうちに取り切れなかった、GS科目を取り切りました(そのはず)。おかげで月曜日が1から5限までみっちり入っていた上に、アカンサスダッシュが2回も発生していました。実際のところは1限の方のGSが最初と最後以外がすべてリアルタイムオンデマンドで、5限のほうが3回に1回くらいオンデマンドだったため、なんとかなりました。
自学類の科目もほとんど取りました。どの講義も当時は色々愚痴ったものですが、楽しくかつ学びがありました。一番学びがあったというと、数理科学探求だったと思います。オペレーションズ・リサーチという全く未知の世界のほんの表層であったのかもしれないけど、その可能性や面白みを垣間見ることができました。講義の内容やテストもいい感じに難易度が高くてやりがいがありました。もうちょっとテスト勉強に励んでいれば、もう少しやれたところもあったんじゃないかと後悔もあります。経験として良かったと思えるのは、スマート創成化学とバイオロジーです。最初から最後まで全て英語で、グループでプレゼント2回発表するという内容でした。講義で扱う内容も、全く知らない内容で、互いにわけもわからないような話をわかるように説明しようと頑張った授業でした。前半で力尽きて2回目の発表が大分適当になってしまったのが少し残念です。英語の授業よりもよほど英語で表現しようと努力した授業だったと思います。
Q1の反省と言うと、講義内の発表が大分手を抜いてしまったと思います。妥協のようなもので満ちた後悔の残る発表がいくつかありました。
Q1は数えると15単位取っていました。CAPが12単位なので、大分超過しました。内訳は、GSが3単位、自学類が8単位、他学域が4単位でした。正直一つも落とさずにQ1を終えれたのは良くやったと思います。非常に重かった… 成績の方は、まぁまぁ、思っていた通りそこそこ悪かったです。珍しくもうちょっとやれたらなぁみたいな後悔が残りました。特に他学域履修科目が悪かったです。さすが、成績によって行けるコースが決まるところは競争が激しいようです。
生活
家族がやってきたときについでに頂いた米が底をついてからは、米の値上がりを受け小麦生活に励むようになりました。時期も熱くなってきたので、冷たいそうめんやうどんをよく食べました。朝はそれほど早くないくせにしっかり食べて、お昼は12時にやってくるので、あまりお腹が減らないことに気づき、お昼を抜くようになりました。意外とお昼を抜いてもなんとかあるものです。朝はしっかり食べないと登山できないですけど…
Q1は15単位も入れて、講義とは関係ない活動もいくらかあって忙しく、家の掃除も大分おろそかになってしまいました。床って結構な勢いで汚くなっていくものですね。
他には、冬場のガス代を回収すべく、湯船に浸かる日を極端に減らすことにしました。これも意外に苦にならなかったです。というかむしろ熱くて入っていられない感じです。
お前も深圳に行かないかと誘われる
あれは、午前中だけバイトを入れた日だったと思います。午後にゆっくり図書館で勉強していたときに、ぞろぞろと図書館に人が入ってくるではありませんか。よくよく見てみると、一同の先頭には知り合いの先輩や事務の職員さんの姿が… そう、その日は対面型キャンパスビジットの日だったのです。見知った人がいたので一言挨拶に行ったら、そのまま学類について高専生とお話することになりました。自学類についてもやもやと思うところを頑張って押し隠しつつ歯切れの悪いお話をしました。自信を持って自分の所属について語れるようになりたいものです。
僕と同じ学年に入ってくる予定の編入希望の高専生とお話した後、彼らと一緒にとある先生の研究室の訪問についていくことにしました。まぁなんか色々研究室訪問して、色々話した折、例のすごい1年がその先生と一緒に深圳に行くから一緒に来ないかと先生から誘われました。ノリが軽いのにも驚きましたが、大分悩みました。当時深圳は安く行けたし自分からは絶対行かないであろうしガイド付きとなれば心強いのでこのチャンスを逃すまいとか思う一方で、海外は初めてなわけで何もわからないことからの漠然とした不安もありました。まぁ結局パスポートがなくて申請しても間に合わないことが明らかになったので行けませんでしたが… こういう軽いノリで海外に行けるようになる資格としてパスポートを取ろうと思いました(夏休みに取りました)。ちなみに例のやばい1年が本当に1年じゃない行動力を発揮していることを知ったのがこの後のお話だったりします。
バイトを辞めることにした
まぁ、ちょうどいい感じの区切りもあったことだし、自分の時間が持てなくてちょっとつらかったので、やめました。5月末辺りです。まぁおかげでQ2が暇でしょうがなかったりもしましたが… バイトが少し心に負担を掛けていたように思えることもあったので、スッキリした気がします。別にバイト先がブラックだったとか人間関係が悪かったとかそういう明らかに悪そうなものではないです。行けば一緒に働く仲間や上司とのコミュニケーションが楽しかったり、僕の周りではちょっと珍しいバイトだったり、お給料もそこそこ良かったり、などなど、行けばもうちょっと続けても良いかなとか思えるところではありました。でもやっぱり僕が生きている主な世界は大学であってバイト先ではないので当然、自分の関心の主たるものはやっぱり大学でバイト先ではないのです。できればバイト先のことでうじうじ悩みたくはないですし、悩むならやっぱり大学のことであってほしいというものです。というかそういうことに気づいたような気がしました。というわけで切り良いところでやめました。
当分は働かなくても、それまで働いた貯金があるので自分で払うと決めた食費/水道/電気代は払えるので気楽でした。
総括
環境が少し変わり、専門科目や他学域履修が始まり、大学はワクワクを欠かせない場所です。色々と後悔がありもしたので、後悔しないように頑張っていきたいところです。