2025年前期を振り返ってQ2編

2025年前期を振り返ってQ2編

今年の帰省は長かったです。お盆と正月は帰ることにしているんですけど、今年は金沢に戻る理由がないのでズルズルと長引いてしまいました。金沢戻りのバスの中からお送りいたします。

ISA会員企業と交流

まずはQ1とQ2のインターバル期間をちょっと振り返ります。ISA会員企業との交流会に行きました。この会はQ2のアントレプレナー演習Ⅱでの企業との活動に向けてという意味合いも含まれているみたいです。企業さんがそれぞれ説明したり、ブースでお話できたりする会です。ついでに食事付き。ちょっと申し上げにくいんですけど、同学年からの参加者が非常に少ないことにがっかりしました。特に1年生のやる気が素晴らしいと思いました。別に何かわかりやすい良いことがあるかといえば僕には良くわかりませんが、名刺を配って顔を広げたり大学周辺にどんな企業があるか知ったり面白い話が聞けたり、僕は非常に楽しみました。

イベントも終わり、帰ろうというところで顔を見知った先輩同輩後輩と一緒に何らか色々語らい合いました。あまり詳しい内容は覚えていないのですけど、生成AI登場以後の今後の世界の成り行きや自分の行く末を今回のイベントと絡めながら話していたと思います。漠然とした将来への不安は残ります…

基本情報技術者試験を受けた

これもインターバル期間の話です。かねてから取ろう取ろうと思っていた基本情報を取ってきました。試験中に突然地上の方から、ドーンパラパラパラという音が聞こえて、はて?今日は豪雨でもふる予報は出ていただろうか?と思いました。試験を終えて外に出てみると、道路でお祭り騒ぎというかお祭りそのものが行われていました。おそらく太鼓の音なのでしょう。なかなかおもしろい試験体験でした。

NT金沢

なんの略か詳しく知らないのですけど、NT金沢というものづくりが好きな人たち(メイカー)の祭典があります。NTイベントはNT金沢以外にも日本のいろいろなところで開催されています。ものづくりと言ってもコスプレとか人力3DCGとか様々です。毎年行われているのですけど、初めて知った昨年は何があったか行かなかったのですけど、今年はmake部という団体の一員として参加することにしました。ちなみにmake部は金沢大学を中心にゆる〜く集まっているものづくり好きの集まりです。

今回僕は、どういうわけか受験まで毎年年賀状でやっていた版画を作って持っていくことにしました。大分場違い感半端なかったですが… もともと一つ作って持っていくつもりだったのですが、原画をお願いしたTomiHaruがもう一枚別の絵で作ってほしいようだったので、大急ぎで作りました。Q1のテスト週間が開けてから毎日のように彫って、なんとか出来上がりました。流石に彫るのに忙しくて、あまり印刷する時間がなかったのですが、NT金沢1日目の夜にいろいろな紙を買って試した結果、書道半紙で良い感じに刷ることができました。なかなかハードでしたが、最後に納得できるものが出来上がって満足です。

NT金沢前夜祭

実はNT金沢には前夜祭があるみたいです。時系列が前後して申し訳ないです。今回は金沢工業大学の先生をお迎えして、Stamp Flyという教育向けドローンのフライトコントローラを書いて飛ばすイベントでした。僕はStamp Flyを持っていないので観客として眺めていました。ちなみにこのイベントもとある講義で宣伝されていたのですけど(その宣伝より前に知っていた顔)、同学年の人は誰もいませんでしたが、知り合いの先輩が2人もまさかいるなんて思いませんでした。

このイベント、非常に面白かったです。何が面白かったかと言うと、ちょうどスマートシステム制御という制御工学の入口みたいな授業でやった内容とこれからやりそうな内容が詰まっていたからです。この授業を頑張れば俺はドローンが飛ばせるんだ!と思えたのです。

サークル内ハッカソン

Q2二周目から一週間ほどサークル内で、プログラミングで何か成果物を一つ作り上げる会をやりました。会と言うか、最初と最後だけちょっと集まって残りは自分の時間を使って開発を進める感じ(要するに技育ハッカソンと一緒)です。ちなみに期間の終わり頃の土日はNT金沢の日です。僕はNT金沢のイベントの傍らコツコツコードを書いていました。

僕は今回、rishu-extensionの機能拡張を行いました。rishu-extention自体はもともと大学のLMSの講義一覧の表示改善機能を搭載していただけでした。今回はLMSで出されたレポートをToDoリストに追加する機能と、学内システムの履修講義の一覧からGoogleカレンダーに予定を追加する機能を実装し(ようと)ました。

今回初めてGoogleカレンダーやToDoのAPIを叩きましたが、まぁよくわからなかったですね。というより拡張からAPIの認証込みで叩く方法があまり情報として出ていないような気がします。更に、楽をしようと思ってちょうどそのタイミングで出てきたGitHub Copilot Agentにさせてみました。それっぽい機能は実装してくれるのですけど、実際にブラウザで動かしてくれないようでデバッグが面倒でした。今思うと、自分で一つ一つちまちま書いたほうが近道だったんじゃないかと思えてきます。機能実装を優先して適当なコードを書いたのも大分失敗だったように思えます。

ちなみに開発期間が終わった後に、スライド込みで発表会もありました。こちらは土曜日に大学であったので、前日の夜中に大学のとある共有スペースに入って作業していました。なかなかエキサイティングな開発でした。

学業

共通教育科目は取り終わって専門科目と副専攻に関わる科目のみとなったので、のんびりしていました。なんと様々な偶然が重なってCAP限界の12単位取っているのに金曜日が全休になりました。ぶっちゃけ全休があっても何か有効活用するようなことなんてないので、いらないんですけどって感じですが…

副専攻取得に関わらない他学域履修としてフーリエ解析とベクトル解析が自動的にQ2にも入ってきて(前期丸々使うタイプの講義)、フーリエ解析がなんと必修講義と被りました。事務に確認したところ、来年取り直せば問題ないようなので、一応問題なさそうですけど、来年どうなっちゃうのか… というかそもそもQ1の履修計画からちゃんと考えなさいよって話です…

Q2の専門科目で面白かったのは、スマートシステム制御です。NT金沢前夜祭がきっかけで、楽しく学ぶことができました。学ぶ目的みたいなものがはっきりしていると、講義が楽しみでしょうがなくなるものだと実感しました。他学域履修になりますけど、論理回路Bも面白かったです。Aは単純な組み合わせ論理回路だけでしたが、Bでは順序論理回路を学び、論理回路に時間軸が出てきました。難しいかと言うと、そうでもなくコツを掴めばできるものですし、それよりも最後までやり切ると計算機がゼロから自作することが可能になるという事実が嬉しいです。マインクラフトのレッドストーン回路で電卓が作れるとかワクワクしません? とか言いながら論理回路Bは保留だったんですが…

成績はというと、専門科目は上々で、相変わらず他学域履修科目が悪い感じですね。後期も頑張っていきたいところです。

生活

バイトを辞めて、全休ができたおかげで自分時間が増えました。と言って何かに有効活用したかと言うと微妙なところなんですが、まぁフーリエ解析の課題に使ってくらいでしょうか。

総括

論理回路Bが保留なのはちょっとつらいです。多分入力ミスとか大きな勘違いとかそういう類のものだと思います。きっちり勉強して単位にしていきたいと思います。